木の飾り

新築物件と空き家が溢れる町並みを眺めながらの散歩道

木の飾り

町中を走っていると、やたら建売住宅が目につく。

人口が減っていくとか、若い人たちが少ないとか言われている時代なのに、何でこんなにたくさんの建売住宅を建てているんだろう。

中にはなかなか売れず100万、200万価格を下げたりもしている。

そんな中で、空き家も増えた。

まだ住めそうだけど誰も居ない家。半壊したまま放置された家。また、大きな地震来たら、やばくない?みたいな家もある。

それが混在した風景。

やっぱりマイホームは夢だし、無理してもローンを組む人も多いのかな。

いまの時代でも結構、若い夫婦が建売を購入しているし、まだ、幼稚園に行かない子供が庭から、「こんにちは」なんて言って声をかけてくれる。

まぁこれってちょっと嬉しいな、なんて思うけれど。

新しいお家に小さな子供。洗濯物が風になびいている。青い空に飛行機雲。平和なんだな、と思いながらもやっぱり先々の支払いの事が気になる。

マイホームはたしかに夢だけれど、支払い終わる頃もしくは10年くらい経ったらリフォームしないとダメなんだよね。

実家は築30年だけど、リフォームするお金もないから、見かけはボロ屋。

それでも住宅ローンは支払い済みだし、両親は年金で充分暮らしていけている。

私たちの年代が年金を貰う時には、70歳支給とかになりそうだし、金額も減りそう。

しかもアパートで賃貸暮らし。まだ先は長いけど不安ばかりの日本の未来。

誰も借り手のいない空家でも、昔は家族の団欒がそこにはあって、きっと笑い声があったのだろうな。

何故、空き家になってしまったのかわからないが、これから先、こういう空き家はますます増えそうな気がする。

それに伴って、新築物件があちこちにあるのも不思議だ。

需要があるから供給もあって建てているんだろうけど、中にはなかなか売れない物件も。

少子高齢化でますます人口縮小するこれからの日本にこんなにたくさんの住宅必要なのかな。

ワンルームの新しい賃貸もやたら建ててるし、何が何やらよく分からない町並みだ。

ワンルームと言えば大学生というイメージがあるのだが、そんなに大学もない町だし、どうしてワンルームなんだろうか。

1人者の人が増えてるという事なのかな。しかし、ほとんど部屋は埋まってない。

アパート経営も大変だと不動産屋が話してくれた。

大家さんも入居前にリフォームして設備を新しくしなくては借りる人もいないし、空き部屋が多いのも困るし、そう簡単なものでもないらしい。

今日もあちらこちらで建築する音がする。

新しい家と古くなった家。子供が減って昼間の町中は、老齢の方ばかり目立つ。たまに見かける乳母車を押しているお母さん。

乳母車には赤ちゃんではなくシーズ犬を入れて散歩しているお婆ちゃんも珍しくない。

町は姿を変え、人々の生活環境も変わり、時の流れを感じながら、そんな事を考えて今日も1日が終わります。

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